アクセス解析用語の紹介3


Google Analyticsやアクセス解析では独自の用語を使用してます。今回でアクセス解析を行う上で知っておきたい用語の意味を紹介を終えます。

イベント

Google Analyticsはページ単位でデータを確認します。しかし、ユーザーのサイト内の行動はページの閲覧だけではない。ファイルのダウンロードや外部リンクのクリックといったページに依存しない行動もあります。これらを取得するために用意されているのが「イベント」機能です。

カスタムディメンションとカスタム指標

Google Analyticsで取得しているディメンションと指標以外で、独自にデータを取得したい場合に利用出来る機能です。取得項目例としては「ログイン・非ログイン」「所持ポイント数」などが考えられます。

クライアントIDとUserID

クライアントIDはGoogle Analyticsがブラウザに対して発行するIDです。Cookieに保存されているユーザーを特定するためのIDです。UserIDは、Google Analyticsに対して付けられるディメンションの1種です。会員IDなどを設定すると、同一人物がPCやスマートフォンで同じWebサイトを閲覧していることを特定でき、正確なユーザー数を確認したり・・・・といった事が可能です。UserIDはGoogle Analyticsが発行しないので、設定する必要があります。

セグメント

Google Analyticsは、レポートの数値を特定の条件で絞り込む機能です。様々な分析軸を活用することで、コンバージョン率の高いセグメントを見つけられます。Google Analyticsの標準で、22種類のセグメントが用意されてます。

Google Analyticsで取得されているディメンションと指標を使ってセグメントを作成出来ます。

(not provided)

Google、Yahooなどの検索エンジンからの流入時、検索キーワードを取得出来ない。検索キーワードのレポートを見ると、「(not provided)」というデータが存在する。「(not provided)」は「検索エンジンから来たけど、キーワードが取得出来なかった」ことを表します。

(not set)

参照元の情報が取得出来なかった場合や、検索エンジンの検索結果ページ以外からの訪問の場合「(not set)」と表示されます。

まとめ

  • Google Analyticsやアクセス解析の用語を紹介した。
  • 以下の用語を紹介した。
  • 1.イベント
    2.カスタムディメンションとカスタム指標
    3.クライアントIDとUserID
    4.セグメント
    5.(not provided)
    6.(not set)

 
参考:用語集-アナリティクスヘルプ