アクセス解析用語の紹介2


Google Analyticsやアクセス解析では独自の用語を使用してます。今回もアクセス解析を行う上で知っておきたい用語の意味を紹介します。

新規訪問

サイトに流入してきた訪問の内、初めての訪問だった数です。新規・リピートの判定はCookieがあるかないかで判別されます。また、前回の訪問が2年以上前の場合は、Cookieが残っていても新規として扱う(Google Analyticsの仕様)。

リピーター

2回目以降の訪問数です。「新規訪問+リピーター=サイト全体」の訪問となり、「新規率+リピート率」は100%です。

コンバージョン率

コンバージョンとはサイトにおけるゴールの事です。サイト上でユーザーに行ってもらいたい行動で、商品購入・会員登録・お問い合わせなどが該当します。Google Analyticsは、目標設定機能を使ってコンバージョン設定が出来ます。

コンバージョン数はGoogle Analyticsで設定した目標の訪問回数です。Google Analyticsでは複数目標を設定出来、1回の訪問で各目標を達成した場合は、各目標で1ずつカウントします。

eコマース

Google Analyticsの設定とタグの追加を行うことにより、Google Analytics上でサイト全体の売り上げ、商品ごとの売り上げなどが見れます。売り上げに関するレポートや機能の総称がeコマースです。

トランザクション数

eコマース利用時のコンバージョン数が「トランザクション数」です。コンバージョン数と違い、同じ訪問で2回購入を行った際、1回ではなく2回カウントします。

例の場合、トランザクション数は2、固有の購入数は4、数量は8です。トランザクション数は購入回数、固有の購入数は何種類の商品を購入したかの累計(2+2)、数量は購入した商品の数(1+2+3+2)です。

ディメンション

Google Analyticsのレポートは「ディメンション」と「指標」の表形式で表示されます。ディメンションは、「レポートの切り口」です。左側の枠で囲んだ部分がディメンションです。

指標


ディメンションに対して紐づく数値が「指標」です。上の図で言うと、右側の枠で囲んだ部分が指標です。

参照元

サイト外から入ってきた時に、流入してきたサイトのドメインです。例えば「https://www.creaman.com/about」からサイトに流入してきた場合、参照元は「https://www.creaman.com」になります。アクセス解析で「リファラー」とも言います。

広告パラメータ

サイト外から流入してきた時にどのサイトや広告から流入してきたか特定するために、URLに「パラメータ」を付与します。パラメータはURLについている「?」以降の部分を指します。

上記のURLがあった場合、「?」以降全体がパラメータとなり、「utm_source」の部分が「パラメータ名」、「social」の部分が「パラメータ値」です。

まとめ

  • Google Analyticsやアクセス解析の用語を紹介した。
  • 以下の用語を紹介した。
  • 1.ページビュー数
    2.セッション数
    3.ユーザー数
    4.Cookie
    5.平均セッション時間
    6.ランディングページ
    7.直帰率
    8.離脱率
    9.遷移率

 
参考:用語集-アナリティクスヘルプ